タイの現状から思うこと
僕は日本語の無い環境で暮らすつもりで
タイに住み始めましたが、昔はバンコクも
日本語や日本的なものが少ない街でした。
日本人だけが集う環境など無くて、タイ人、
西欧人に混ざって自分が居たと思います。
現在でも、サムイ島やジョムティエンでは、
昔と変わらぬ環境で、生活をしています。
タイの現状は、
バンコクがモダンに日本化されてきました。
バンコクとバンコク以外の2極化が進んで、
ブログを書いていても、
バンコクはタイの中では特殊な場所と感じて、
バンコク=タイという書き方ができぬ現状です。
バンコクがますます日本に近い環境になって、
日本人に身近な都市になってきましたけど、
バンコク外は、通勤電車もメータータクシーも
日本語もありませんね。
それでは、
バンコク暮らしがタイ暮らしなのか、
バンコク以外の暮らしがタイ暮らしなのか、
生活様式、生活の中の感性、価値観など、
すべてが違っていて、異質に思えるのです。
タイは質素を尊び、隣人愛でつながる国。
必要最小限のお金があって、助け合って、
人々の笑顔が見られれば、幸せですね。
タイ人と外国人が上手く融合しています。
同国人だけでかたまらないのがミソかな。
国籍の壁をつくらないのがタイの良さです。
バンコクは色街があって、消費の街です。
お金を使える者が驕るアメリカ的雰囲気。
質素を尊び、徳ある人を敬うことを忘れた
物質本位の社会に見えてしまいます。
バンコクはタイの首都ですが、
地方から見たら、異質な街ですね。
田舎者から見たら、屈折した華の都です。
タイの2極化が進んでいる現状から、
タイ暮らしとは何か、
タイ暮らしの普遍的なものは何か、
改めて考えてみる必要があると思います。