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サムイ島の時間、バンコクの時間

タイのブログ-タイ情報とコラム

今年はサムイ島からバンコク、パタヤと、
出張が多い生活が続いた。
元々は出不精な性格なので、サムイ島
から本土へ船で渡ることさえ1年に数回
だった昨年までとは違う生活を、1年間
続けたことになる。
動き回ることで、様々な人との出会い
あったので、とても有意義な1年でした。

(ビジネス調査で滞在した結果、)
結論として、僕はバンコクに住めない。
バンコクライフに、魅力を感じないから。
しかし、バンコクにも楽しみはある。
バンコクでしか得られない僕の楽しみは、
食とフットサル。
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だが、この2つの楽しみは、生まれ育った
東京に居たころに、既に得ていたものだ。
バンコクの食とフットサルは、僕のサムイ
ライフで満たされない部分を補っているが、

それと働くこと、暮らすことは別だ。

サムイ島とバンコクの最も大きな違い・・・
それは、時間、時の流れ

<バンコク>
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東京と同じで、バンコクには曜日がある。
バンコクのウィークデーは働きに出る日。
ウィークエンドの夜は、1週間の仕事を
終えた人々が集い、街が賑わう。
このアーバンライフは、東京と全く同じ。
日本人は、異国の地で全く躊躇いなく、
日本語で大声を張って、楽しんでいる。
その光景が、僕には異様に感じられた。
バンコクでは、人々が同じ枠組の中で、
曜日、時間に縛られて、生きている。

<サムイ島>
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サムイ島で働いてる時に感じることは、
サムイライフには、曜日がない。
レゲエのリズムのような、ゆったりした
時間の流れが「永遠」に続くかのよう。
ローシーズン=人が少ない
ハイシーズン=人が多い
2つのシーズンが島の活気を変えるが、
ゆったりした時間の流れは同じだ。

リゾートでは、忙しく見えることは厳禁。
周りの空気に調和しないし、働く側が、
ゆったりしないと、滞在客が寛げない。
高級ホテルで働く者は革靴、ネクタイが
禁止。アロハシャツにサンダル履きが、
滞在客の目に、心地よいそうだ。
結局、朝食を昼まで掛けて食べるのが
サムイ流、働く側も急ぐ必要がない。

サムイ島の時間の流れ、バンコクの時間
の流れ、どちらかを生活の場とするなら、
僕は、サムイ島から離れられないだろう。
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