今日は、
タイで土地を買って、家を建てる話。
その第11話。
サムイ島での建築費。
建築資材は、日本のほぼ2分の1。
ただし、モダンな輸入資材は日本より高い。
人件費は安いが、
タイ人4人で、日本人ひとり分の働きもない
ので、実質的に、安いとは言えない。
2004年当時、
複数の建設業者から見積もりを取ったが、
タイ人が建てる基本グレード(タマダー)は、
1㎡あたり、15000バーツが相場。
ただし、この基本建設費には含まれてない
項目が多い。
土台、柱、ブロック積んで箱をつくり、塗装、
タイルなどを貼る費用+水道工事。
これが、基本建設費に当たる。
エンジニアを雇っての電気配線工事、浴槽、
シャワー、外回りの貯水タンクや、電気・水
の引き込み工事などは別である。
現在は、当時に比べて建築資材が2割ほど
上がっているので、
1㎡あたり、18000バーツと聴いている。
この基本建設費は、バンコク並みだろう。
現在、コンドミニアムの分譲価格が、
バンコクやパタヤなどで、1㎡あたり、
30000~45000バーツ程度なので、
建設費18000バーツは適正価格と思う。
2004年当時、
僕はサムイ市役所を建てた親爺を紹介して
もらい、
1㎡あたり、12000バーツの基本工事費で、
200㎡弱のホリデーハウスを建てた。
オプション費用を加算すると、14000B/㎡
程度にはなったが、近隣に比べて低予算で、
家を建てることができた。
とは言っても、タイで家を建てるということは、
費用は別にして、自分が1年間、毎日現場に
行くという、凄く手間と時間が掛かること
その苦労は、
建ててみなきゃ、わからない。
建ててみると、わかります。
次回も、タイで家を建てるの続き。
次回以降は、その建築について書きましょう。