⇒ 全記事一覧

タイ、パタヤの100バーツマッサージ

タイのブログ-タイ情報とコラム

パタヤの100バーツマッサージ

僕がパタヤに滞在しているときに、

毎日のように通う、マッサージ。

頻繁に通う理由は上手だからです

今日は、

パタヤの100バーツマッサージが、

上手なわけを、書きましょう。

パタヤの100Bマッサージには、

なぜ、これだけマッサージが上手な

おばちゃん達が集まるのかというと、

実入りがよい=儲かるから

マッサージ師の収入は、

マッサージ代の50%+チップ。

マッサージ代の残りの50%は店側
に入り、テナント代や光熱費などに
使われて、余れば、店の収益です。

100Bマッサージ店のオーナーは、
大抵は、働くマッサージ師の1人。
ボーイフレンドのファラン(白人)に、
開業資金をタンブンして貰い、店を
始めるので、店の収益で暮らす訳
ではなく、個人のマッサージの腕で、
マッサージ師として、稼いでいます。

払うべきものを払えれば、店の収益
に無頓着なので、100Bマッサージ
のお店は成り立っているのですね。

実入りがよい=儲かると言ったが、

彼女たちは、どのくらい稼ぐのか

パタヤの100Bマッサージのお客は、
居住者と旅行者の両方で、外国人と
タイ人のお客の比率も同等です。
だから、ローシーズンがありません。
予約しないと、
満員で、断わられることも頻繁です。

そんな、お客が一杯の環境の中で、
マッサージ師のおばちゃん連中は、
1日12時間店に居て、1日平均、
8時間はマッサージするそうです。
(残りの時間は食べてるか、昼寝)

彼女たちの1日の稼ぎは、
マッサージ代から、400バーツ。
チップとして、400バーツ。
月に、2万バーツは稼いでますね。

学歴が無い、田舎の農夫の娘でも、
マッサージの腕がよいと、大卒並
に稼げるのです。
彼女たちの多くは鍬を持ち、田畑
で働いていたキャリアがあるので、
握力が強く、長時間マッサージを
していても、握力が衰えません。

「田んぼで働くより、遥かに楽」
「エアコンの中で、サバイ」
というのが、彼女たちの意見。
それで、実入りがいいのだから、
止められない仕事なのですね

彼女たちの試練はマッサージの腕。
腕が良く、指名客(自分の客)を
たくさん抱えないと、稼げません。

指名客(常連客)からは、
1時間あたり、50~100バーツの
チップが入るので、実は常連客が、
稼ぎの柱になっているのです。

旅行者の中にも、常連客が居ます。
毎年のパタヤ旅行の目的の半分が、
滞在中、毎日のマッサージ。
同じおばちゃんに、10年間以上、
揉まれている旅行者も居ます。
マッサージ師が店を移動したら、
客も移るという具合ですね。

100Bマッサージは、

チップが命の職業

だから、自分のお客を抱えられず、
飛込みのロシア人やイスラエル人
(チップを払わないで有名な人種)
のマッサージばかりする者は数日
で辞めていってしまいます。

実は、100Bマッサージは、

暇な時には昼寝をしていても

能力主義、弱肉強食の仕事だった

だから、

100Bマッサージ店で長年働いて、

稼ぎ頭になっているおばちゃん達の

マッサージの腕は一流

僕が足繁く通う理由です。