バンコクで、白昼に、赤服テロが起こってしまった！

バンコクで、白昼に、赤服テロが起こってしまった！

バンコクでは、バンコク都民が中心になって、
タクシン派のインラック首相の辞任を求める、
反政府（反タクシン）デモを続けている。
タイ南部からも応援の人々が駆けつけている。

タクシン派の汚職に塗れた金権政治に異議
を唱える人々の、非武装の反政府デモです。

今まで、この反政府デモの行進に、手榴弾を
投げ込むなど、何者かによるテロ工作があり、
赤服（タクシン派）の仕業と言われてましたが、
「何者か」が不明確でした。

しかし、昨日の２６日は、「何者か」ではなく、
赤服（タクシン派）が、テロ行為を行った

その経緯は——

昨日の２６日は、総選挙の期日前投票日。
総選挙を否定、インラック首相の辞任を求める
反政府デモ隊は、抗議で、投票所を閉鎖した。

投票所で抗議を終えた帰路の反政府デモ隊に、
赤服（タクシン派）が、自動小銃で襲い掛かった。
非武装のデモ隊を、自動小銃と手榴弾で、襲撃
デモ隊のリーダーが死亡、１１人怪我という事件
以下に、デモ隊襲撃の動画があります。

バンコク封鎖　バンナーで衝突
（バンコクジジイのたわ言）

赤服は、破壊者、武装テロ集団ですね。
今までの手榴弾殺傷事件の犯人が確定です。

タクシン派政権自体、赤服（タクシン派）を統制
できなくなっているのかもしれません。
これ以上、バンコクが混乱すると、
今後は、赤服による破壊、放火、略奪もあり得、
軍の介入が、バンコクの平和、正常化への道、
となって行きそうな模様です。

「日本向けメディア」の報道を見つけました。

デモ隊と政府支持派の衝突で12人死傷
（フジテレビ系）

総選挙の期日前投票が行われたタイで、
反政府デモ隊が投票を妨害する一方、
デモ隊と政府支持派の衝突による銃撃
などで、12人が死傷した。
（中略）
有権者は「民主主義を知る人にとっては、
ひどい事態。1人1票の権利がある。とて
も残念。わたしの投票権が無駄になる」
と話した。
一方、バンコク郊外の投票所となっていた
寺院の近くでは、妨害活動を終えたデモ隊
と政府支持派の衝突による爆発や銃撃が
発生し、デモ隊リーダーの1人が死亡した
ほか、11人がけがをした。
非常事態宣言で、メディアに検閲があるのか
僕には、焦点を誤った報道のように思えます。

白昼に襲撃テロが起きたことが大きな事件で、
行った場合も無駄になると取り沙汰されている、
「タイの総選挙」の期日前投票は茶番でしょう
（総選挙は無効、延期されると皆が知ってます）

こういうメディアの報道では、日本の皆さんが、
タイの政情を理解するのは、困難だと思います

赤服で、タクシン派政権の崩壊が早まった模様