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サムイ島で働くということ

タイのブログ-タイ情報とコラム

サムイ島の話

サムイ島で働くということ

今日は、

「サムイ島で働くということ」を考えてみる
thaiblogサムイ島で、就職して働こうと思っても、
サムイ島では、就職口がそれほど無い。

日本人が働ける就職口はホテル、旅行
代理店、ダイビングショップ、コックなど。

外国人はタイ人の仕事を侵害する職には
就けないので、職種がかなり限定される。
thaiblog日本人の月給は建前上3万バーツから。
所得税5%

タイ人の給与が引き上げられてからは、
月給3万バーツでは、労働許可証の発給
を渋られる職種もあるようだ。

それで、タイ人経営の職場では労働許可証
を取る約束をしてても、半年も労働許可証
が渡されず、結局、クビになる事もある
thaiblogまた、月給3万バーツと言われていても、
月給3万バーツ分の所得税を払うことで、
労働許可証が貰えるだけで、雇用主から
月給3万バーツが支払われるのではない。

給料は雇用主と話し合いで決められるが、
初任給は未だに、2万バーツ程度からが、
多いようだ。

月給2万バーツというのは、バンコクなら、
タイ人の大卒が、普通に稼ぐ給料である。
ウェイトレスでも、チップを含めた場合は、
月に1万5千バーツ稼げる時代になった。

僕が思うに、月給2万バーツという給料は、
バンコクとサムイ島の地域差を考慮しても、
あまりに薄給だと思う。
thaiblog「サムイ島で暮らせる稼ぎが欲しい」
それならば、起業して稼いでやろう

ということになるのだが・・
これもまた、困難なこと

僕自身の経験に基づいて話すと・・

サムイ島はハイシーズンとローシーズンが
あって、飲食店なら避寒シーズンに稼いで、
旅行者が少ないシーズンは耐えるだけだ。

僕も10年前には、チャウエンビーチで店を
開いていたが、飲んだり食べたりは只でも、
テナント料を払ったら、何も残らなかった

サムイ島は、テナント料が高いのだ

儲けているのは、家主(地主)と会計事務所
の弁護士だけ、と思ったものだ。
thaiblogそれなら、もう、家賃は払わない

ビッグブッダに誓って、
土地を買い、建物を建てた。
旅の宿とレストランを始めたわけだが、
問題は、僕自身の商才の無さにあった

法人税、VAT、SビジネスTAX(家屋税)、
会社を動かす支出が、馬鹿にならない。
外国人経営の旅行者相手の商売は、
儲からなくても、税金が高いのだ

結局、儲けているのは、弁護士と役所だけ
タイ人経営のアパートの方が、遥かにいい
thaiblogよその国で仕事をしても、簡単には稼げない。

それが、南国の楽園の島なら、なおさらの事。

世の中、そんなに甘くないということですが、

サムイ島なら、それでもいいさ、

と思ってしまうから、暮らせるのでしょうね