タイ生活、年々、厳しくなっていますが、
今日は、タイ生活の話。
タイの生活、年々、厳しくなっています
タイ人の生活が、厳しくなったのではなく、
タイ在住外国人の生活が厳しくなりました
日本に居たときと、タイの生活を比べると、
サムイ島に移り住んだ当時には、年収が、
日本で働いていた時の7分の1になっても、
まったく、余裕でした
浪費癖が無くなり良かったと思った位です。
シンプルライフを求めて、移り住んだので。
サムイ島で起業した、2003年当時から、
月3万バーツの予算で暮らしていますが、
田舎暮らし、シンプルライフを送っていれば、
月3万バーツで、5年前までは余裕でした
それが今は、節約を考えて生活しています
何が変わってしまったのだろうか
1 タイ庶民は所得が上がり豊かになった
タイ統計局の2013年上半期の調査では、
タイの世帯平均所得、月2・5万バーツ
バンコクやサムイ島では3万バーツ超
僕ら外国人は10年前から所得が変わらず、
2013年には、タイ人家庭と同じ稼ぎです
月3万バーツの稼ぎとは、
カオマンガイ屋台夫婦の稼ぎと同等ですね。
10年前、彼ら月1万バーツの稼ぎでしたが、
今では、1日50食で1000バーツの利益
(カオマンガイ1皿、50~60バーツ)
30日で、3万バーツの利益が出るそうです。
(雨季などは、稼ぎが減ると思いますがね)
月3万バーツの稼ぎとは、
屋台夫婦同様、地味に暮らす稼ぎなのです。
2 タイの物価は、いきなり大幅に上がる
5バーツのカオニャオ(もち米)が10バーツ、
5バーツの上乗せカイダオ(卵)が10バーツ、
タイの市場やお店では、売り物の値段が、
ある日、突然、倍に値上がりして驚きます
サムイ島の10年前100バーツマッサージ、
今では、250バーツです
タイの物価は10年で2倍以上になりました。
物によって10年前の3~4倍もありますね。
昔と違い、買物するとき、安い店を探します。
日本帰国のときも、日本の物価が高いとは、
思わなくなった。生活次第で、大差無しです。
3 タイはゼロ金利になっていく
タイの借金のバカ高い金利は変わらないが、
銀行預金の金利が、年々、下がっています。
5年前、定期預金年利が4-5%あったので、
金利が数か月分の生活費になっていました。
困ったときの金利頼みができたわけです。
最近の定期預金の年利は、1・0~1・6%
最近の普通預金の年利は、0・2~0・5%
プロモーション金利は積立預金3・0%だけ。
積立預金は高額預金ができません。
銀行に預けていても、お金が増えませんね。
タイ生活の心のゆとりを奪われた感じです。
タイの生活、年々、厳しくなっていますが、
周りの外国人を見ると、皆が同じですね。
バーで100バーツのビールは飲まない。
70バーツのビールで、球突きをします。
それが僕らの身の丈に合った生活です。
タイの生活、年々、厳しくなっていますが、
最近は、それはそれで良いと思ってます。
昔のように余裕を感じなくなっただけで、
遣り繰りして、食べていけるのですから。
外国人だから豊かな時代が終わっただけ。
タイ人の貧しい者が、いつまでも貧しくなく、
勤勉に働けば報われる時代が来たのです。
昔、夢も希望もない無気力なタイ人を見て、
階級社会を、悲しく思った時代に比べたら、
慌しくても、活気がある世の中は嬉しいです
活き活きした人々が増えて、幸せを感じます
これからは、タイ庶民、在住外国人が同等に、
タイ社会の階級差も、薄れていくと思います。