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タイ人の素晴らしさ(3)

タイのブログ-タイ情報とコラム

タイ人の素晴らしさ(3)

日本人にもタイ人にも、長所・短所があるが、
今日は、タイ人の素晴らしさを書いてみます。

そもそも日本人、タイ人と括った場合よりも、
個々人の差の方が大きい場合が多いので、
あくまでも、タイの人々の傾向で話をします。

タイ人は合理的で、臨機応変です。
それを感じたエピソードは数多くありますが、
パタヤ→バンコクのバスの話 を例にします。

thaiblog僕はジョムティエンビーチのコンドに居る時、
ノース・パタヤ(パタヤ・ヌア)から出発する、
バンコク(エカマイ)行きのバスを利用して、
バンコクに行きます。

エカマイ行きは20~40分毎に出発するが、
今年の避寒シーズンは、午後は2時間待ち
の混雑になるので、午前中に行きました。

11時前にチケットを買うと、11時30分発
しばらく喫煙所で過ごして、バスが居るのを
確認して、11時10分にトイレに行ってから、
11時20分に戻って来たら、バスが居ない

案内のおばちゃんに、チケットを見せたら、
マイペンライ、ネクスト
電光掲示板は、すでに、11時50分発

11時50分発のバス、
バスの乗車が11時30分に始まったので、
チケットを見せると、脇で待てと指示された。
僕以外にも、西欧人1人が待たされていた。
乗車終了後に、残っている席に座れと言う。

僕らが座った後にも、2席が空いていたが・・
案内のおばちゃんは、
次のバスの方、2人、このバスに乗れますよ
と、待合席の前列の人に乗車を促していた。
(タイ語なので、タイ人限定か)
11時50分発のバス、
結局、満席にして、11時40分には出発

この経緯で、運行ルールがわかりますね
臨機応変で合理的、さすが、タイ人です。

パタヤのバスは時刻指定・座席指定ですが、
パタヤのバスは定刻まで乗車客を待たない。
バスが来た時点で乗車しない客の代わりに、
次のバスの客を乗せて、満席で出発します。
乗り遅れた場合、次のバスに席がある訳だ

多国籍で、だらだらした旅行者が多いのに、
パタヤのバスがスムーズ運行する秘訣です

バスをスムーズ運行させるためには、
バスの定刻を前送りしても構わない。
パタヤのバスは、前売りが無いので、
定刻に拘ることはないという考えでしょう。

タイ人の合理性、臨機応変が見えますね

但し、それを利用者に説明することは無し
これは、細かさに欠けるタイ人の特徴です。
「自ら、察しなさい」ということになりますね。
(丁寧に慣れてる日本人には苦手な習慣)

参考記事
バンコク⇔パタヤのバス詳細 その1

タイでは、公共の交通機関だけではなく、
役所も、学校も、臨機応変に対応します。

タイ人は合理的で、臨機応変です