タイ人の素晴らしさ(4)
日本人にもタイ人にも、長所・短所があるが、
今日は、タイ人の素晴らしさを書いてみます。
そもそも日本人、タイ人と括った場合よりも、
個々人の差の方が大きい場合もあるので、
あくまでも、タイの人々の傾向で話をします。
タイは、心の絆で纏まった美しい国
昔、タイ語学校の授業で、
僕が「プランテート・タイ」(タイ国)と言ったら、
「ムアン・タイ」(タイ集合国家)だと正された
その意味は、タイに住んでから、実感できる
タイは、国としては中央行政にパワーが無い。
バンコク以外で施行されない法律も数多い
地方ごとのローカル・ルールが多いことに驚く
それなのに、国として纏まって居られる理由は、
国王は父、国民は子という、人々の心の絆。
国王を自ずから敬い慕うタイの人々の心情が、
タイを1つの国(家族)として纏めてきたようだ。
タイを纏めてきたのは、プミポン国王のお人柄。
血縁が無くても姉さん、兄さんと呼び合う人々。
隣人を思い遣る心が人の和をつくる。
タイを放浪していたとき、この心に魅せられた
夕飯時に庭先を通ると、外国人の僕にも食事
を振る舞ったり、気遣う、大らかな人々なのだ。
「国王を父と慕う、大らかな人々の国」、
ルールじゃなくて、心で纏まる国は、偉大です
タイは、大らかな家族社会です。
日本のような年金制度が無い国ですが、
老人は家族に養われて、暮らしています。
タイの人々は血縁の薄い縁戚であっても、
困っている人を、家に置いて世話をします。
タイ人の大らかな心、タイの人々の心の絆、
富んだ者は、貧しい者に施して、助けます。
タイ人の心の絆は、素晴らしいと思います