サムイ島のプール・バーが、友達で賑わう今日この頃。
毎晩のお誘いコールで、休肝日のない日々が続いてます。
今日は、
サムイ島の、うちの犬の話。
うち・わ話で、ごめんなさい。
しばらく前に、サムイ島のドッグ・レスキュー に行って、
ホリデーハウスの番犬用に、犬を貰ってきた。
サムイ島のドッグ・レスキューについては、以下を参照。
サムイ島のドッグ・レスキュー
僕自身、犬を飼うのは、初めて。
小学生のとき、家に柴犬がいたけど、世話してたのは僕の親。
サムイ島のドッグ・レスキューセンターには、200匹以上の犬。
その中が金網で仕切られ、いくつかのエリアに分れていた。
僕らが行ったのは、貰い主を待つ、健康な犬たちのエリア。
僕が金網に近寄ると、ワンちゃんたち、威勢よく、吠え立てる。
番犬用
という言葉で、初めに面会したのは、凛々しい顔をした、
オグリキャップのような灰色の毛の洋犬。
ドーベルマンのような雰囲気で、強そう。
僕の周りを一周してから、僕の脇にシャキッと立つ。
凛々しい表情を崩さず、媚びる感じが、全くない。
「強そうで、いいね~」
しかし・・・
「可愛くない」
サイの言葉で、呆気なく却下。
一番候補が不採用になったので、金網の向うの犬たちの
吠え声が勢いを増す。
「雄犬で、体がデカイのがいいね」
という僕の言葉に反応して?サイが指差したのは、
吠え立てる犬たちに押され、金網の下でクシャっと横向き
に倒れていた、毛の長い、ぬいぐるみみたいな犬。
確かにオスで体は大きい。
でも、全く吠え立てない。
「この犬~???」
それに対しての言葉は、
「こいつ、番犬になれるのか?」
それでも、持ち帰り、決定。
可愛いけりゃ、いいじゃん。
サイがぬいぐるみを買うような基準で選んだ犬、
次の日、ビーチまで散歩に連れていくと・・・
通りすがりの犬に吠えられれば、
吠え返さずに、足早に逃げる。
電柱や木に小便をするときは、
片足をあげずに、座りこむ。
「こいつ、カトゥーイ???」
レディボーイの多い国とはいえ、
「犬のカトゥーイはねぇ~」
お腹が空くと、キャンキャン吠え、
満腹になると、家の前で、いつも昼寝。
人が入ってきても、マイ・ソン・ジャイ。
夜は、人恋しくて、キャンキャンと泣くので、
ドアを開けて眺めててやると、やっと寝付く。
よく食べて、よく寝て、まったく運動せず。
それで、名前は「KORO」に決定。
犬を飼ってみて、初めて、
KORO は赤ん坊のように世話が焼けるけど、
犬は家族、って気持ちがわかってきた。
KORO の番犬になるまでの道は、遠い。
サイの、「役立たずは、ピヤン(交換)」
という言葉に、最近は怯えているようだが、
そんなKORO、応援してやってくださいね。