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バンコクの日本食(1)

タイのブログ-タイ情報とコラム

今日は、パタヤ・バンコク遠征の話、その第4話。

サムイ島のような「島」に住んでいると、物資が手に入りにくい。
食材にしても、味噌や出汁の素などは、見掛けたことがない。

だから、バンコクのフジ・スーパーなどに行くと、食材が豊富で、
日本食材の値段の安さに驚かされる。

バンコクなら、日本からの輸入食材が、日本の1.5倍程度、
2倍未満の価格で買え、タイ製造の日本食材も充実している。
羨ましい限りである。

この秋のバンコク滞在目的1つは、

美味しいマグロ、トロが食べたい

サムイ島の庶民的な日本料理屋、フジレストランなどのマグロ
は、水分が抜け切っていて、カサカサな薬品処理された味。
弁当などにもマグロが付いてくるが、不味くて食べられない。
だからと言って、サムイ島のスーパーでは、霜降り本マグロ、
トロのサクなど見たことがない。

この秋、バンコクのフジ・スーパーの出口付近の専門店で、
見事なマグロのサクを見たときは・・・

マジで、バンコク転居を考えた

フジ・スーパー手前の「あなたの街のパン屋さん」 とかいう
ベーカリーのパンも美味しかったし・・・バンコクはいいね。

生きるとは、食を楽しむこと

そういえば、昔、スペイン坂の「素晴らしき人生」っていう店に、
よく飲み食いに行ったもの。
頻繁に通っていたわけは、店の名前が気に入っていたから。

食べるという、毎日の行事に楽しみがなければ、生きる意味が
失われるので、サムイ島では自炊生活を余儀なくされている身。
そんな僕にとって、バンコクライフの「食」は魅力的。

昼間に、バンコクを散策していて、セントラル・ワールドへ行った。
thaiblogセントラル・ワールドと伊勢丹の双方とも、日本食の宝庫。
その中で、セントラル・ワールド7階の「寅次郎」さんに入ってみた。
thaiblog店内の内装は、ごく普通の日本食レストラン。
thaiblog頼んでみたのは、シャケ・イクラ丼とマグロの握り。
thaiblogシャケ・イクラ丼はランチに程よいサイズで、美味しくいただけた。
thaiblogマグロの握りは、まあ、可もなく不可もなく、というところ。
タイ人のウエイトレスの質は、店内が空いていたせいか、井戸端
会議ばかりしていて、良いサービスとは言えない。

しかし、このお店はスクンビットにある居酒屋さんの出店だけあり、
メニューの値段は安い。

セントラル・ワールドのテナント料を考えたら、相当な営業努力が
あるのだろう。
thaiblogシャケ・イクラ丼 290バーツ、
マグロの握り 100バーツ、
次回は、ビールに刺身を試してみたいお店だった。

サムイ島でも、在住者向けに、この位の値段設定のお店があれば
いいのだが、日本人在住者の数が数十人では、日本人向けは困難。
やはり、サムイ島では旅行者向けの店じゃないと、無理なのでしょう。

次回、第5話も、バンコクの話になります。
thaiblog