今日は、今更ながら、タイの携帯電話の話。
最近、日本からサムイ島に遊びに来る旅行者の多くが、
日本から携帯電話を持ってくる。
ローミングサービスを使って、海外に居ても、携帯電話を
受けられるサービスだ。
これは、日本の家族・友人・知人などから、緊急の連絡を
受ける場合などには、とてもいいサービスだと思う。
ただし、南の島でバカンスを楽しんでいるときに、仕事の
電話などを受けてしまうと、興ざめしてしまう恐れがある。
突然、日常に心が戻って、白けてしまうと休暇が台無し。
結局、メリットあり、デメリットありのサービス。
また、ローミングサービスは通話料金が高いのが欠点。
例えば、夫婦でサムイ島に遊びに来て、夫婦それぞれが
日本から携帯電話を持ってきて、サムイ島内で通話した
場合(サムイ島→<日本経由>→サムイ島)で、通話料は
1分500円にもなるそうだ。
タイ、サムイ島の市内通話料3バーツ(約9円)と大きな差。
だから、ローミングサービスは、日常のようには使いにくい。
ローミングサービスは、あくまでも受信専用で使うべきだ。
送信用に、長めの旅行やロングステイでおすすめなのが、
タイの携帯電話。
●タイの携帯電話の購入と使い方
NOKIAの1200などの機種なら1000バーツ以下、
1202なら、テスコ・ロータスなどで890バーツで買える。
その携帯に別売のSIM(電話番号とメモリー管理のチップ)
を入れて使う。
SIMの料金は50~100バーツ。
使用前に大事なことは、プロモーション(プラン)の選択。
いつも旅行者には、チャージするごとに1年有効のプランを
僕は、すすめている。
AISの高いほうのSIMなら、このサービスが適用される。
携帯ショップでSIMを買ったときに、店員さんにプランを設定
してもらうと簡単だ。
通話料金は、50・100・200・300バーツなどのプリペイドを
買ってチャージする。
コンビニで買って、レジの店員にチャージしてもらうのが便利。
ただし、300バーツをチャージすると、協賛企業からの宣伝の
メール(プロモーション・メッセージ)が入り、迷惑を受ける。
100バーツ毎のチャージが便利だと、僕自身は思う。
このプリペイドのチャージごとにSIMの有効期限が1年延びる
ので、年に1回以上、タイに来る人には使い勝手がいい。
通話料は、近距離1分3パーツ、遠距離1分6バーツ程度。
日本の掛ける場合は、
007+81+初めの0を抜いた日本の電話番号
通話料 8バーツ/1分
日本からも、66+0を抜いたタイの携帯番号で掛けて貰える。
仮にSIMの有効期限が切れた場合は、SIMを買い直すので、
電話番号が変わってしまう。
●タイの携帯電話がいらなくなったら
タイで買った携帯電話はSIMを入れ替えれば、欧州でも、
他のアジアのほとんどの国でも使える。日本では使用不可。
タイ、サムイ島でロングステイが終わって帰るときに処分したい
場合は、身近なタイ人に半額程度で買ってもらうといい。
僕のように、ロングステイ用の貸別荘の仲介を仕事にしてると、
欧州や日本からのたくさんのロングステイヤーと出会う。