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日本から見たタイ-旅行者にとってタイは安全なのか

タイのブログ-タイ情報とコラム

ソンクラーン明けから日本のGW 明けまで、
日本帰国、東京ステイでした。
携帯電話なし、インターネットなしの生活で、
リフレッシュ。
帰国中はサッカー三昧を計画していたのに、
GW 前のフットサルで手首を負傷してしまい、
GW 中は無念の、右手を吊っての生活。
箸が使えず、ペンを持てず、それでもグルメ
三昧を楽しみました。
こんな贅沢ができるのも、親あってのこと。
父、母に感謝ですね。

1日おきに通う寿司屋では、果物用フォーク
で刺身を摘み、予定通り、本マグロを1年分
食い溜めしてきたので、
タイに戻れます。
日本は魚が安い、旨いの天国ですね !!

右手が痛み、一人で服も着れない状態だった
ため、初めに予定していた程、多くの人たちと
飲み会をすることができませんでした。
友達とあまり騒げなかったことが、残念。
盛岡にもそのうち、行こうかな・・・
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東京に戻るといつも訪れる新宿御苑は、サクラと
ツツジが満開。こんな景色を見ると日本もいいな。

日本では、普天間基地の移設問題が話題に
なってましたが、鳩山首相の政治手腕はタイ
のアピシット首相と似通っていて、八方塞がり。
基地移設は数年前から準備できることなのに、
土壇場でこの状況とは、見苦しい。
アメリカに、バカにされても、仕方ないですね。
もっと前から地方税免除(その分、国が負担する)
などの特典を付けて移設候補地を募れば、過疎・
財政難に悩む地方自治体が名乗りを上げたはず。

中国・北朝鮮が領海を侵害する今、米軍の存在は
大きい。それを皆が協力せずに、米軍が出て行って
しまったら、この国は、どうなるの???
日本の政治、平和呆け~です。

日本で知人や友達に会うたびに、
タイにあまり行かない人は、
バンコク、チェンマイとサムイ、プーケットの区別が無く、

「タイは、危ないでしょ」 と言う。
タイでもサムイ島は、今回の反政府デモの影響を全く
受けてない、のんびりとした、美しいビーチ・リゾート。

治安が良く、荷物を外に放置しても盗まれたりしない。
人々はおっとりしていて、旅行者を温かく迎えてくれる。
バンコクや東京のようなセカセカした感じが無く安らぐ。

そのサムイ島を指して「タイは、危ないでしょ」 と言われ
たら心外だが・・・
タイを知らない人が、すべてを混ぜこぜに考えるのも、
TVのニュース、新聞の国際面を見てたら仕方ないか・・・

マスコミは、
ニュースから自分が受けたイメージまで、伝えてしまう。

マスコミにとっての反政府デモは、
ロシアもエジプトもミャンマーも、ギリシャも、タイも同じ。
彼らにとって、反政府デモのイメージは、
良くない政府に弾圧された市民が立ち上がって、
自由と民主主義を求めて、デモを起こす

米ソ冷戦時代の構図を、未だに信じ続けているのかな。
(同じマスコミ出身者として言わせてもらえば)
日々に追われていても、もっと勉強してください。
口八丁手八丁だけで乗り切る時代は、終わってますよ。

旅行者にとってタイは安全なのかというと、
反政府集会(UDD)が占拠している、
バンコク都心の一部の地域は危険です。
以下の在タイ日本大使館のサイトから危険地域の地図
がダウンロードできます。
大使館からのお知らせ(2010年5月12日14:00現在)
また、タイの首都バンコクについての危険情報は、
外務省 海外安全ホームページによると、
「渡航の是非を検討してください」に引き上げられた。
タイに対する渡航情報(2010/04/23)
(外務省 海外安全ホームページ)

なお、バンコク都外にある、
スワンナプーム国際空港は危険はありません。
バンコク(スワンナプーム国際空港)乗継でプーケット、
サムイ島に来られる方は、乗継や空港ホテルでの宿泊
は平常通り、問題ありませんので、ご安心ください。

日本から見たバンコクの状況、タイ在住者が肌で感じる
バンコクの状況は温度差があります。
バンコクで暮らす方々は仕事も生活もあるわけで、危険
情報には敏感ですが、現在の状況は、
「デモ地域に近寄らなければ危険はない」
とみていて、僕も、それは正しい判断だと思います。

一方、日本からバンコクに遊びに行こうという旅行者が、
銃を持った警官や兵士に遭遇するのは、楽しいことでは
ありません。緊張した街の雰囲気は伝わるものだから。

現在のバンコク都心の旅行者にとっての状況は、
「デモ地域に近寄らなければ危険はない」
けれど、
「思いっきりリラックスして、遊びまわる雰囲気ではない」
ということ。

この長引くデモで、誰もが願っていることは、
早く、セントラル・ワールドやサイアム・パラゴンで、
心置きなく、買物や食事がしたい !!

自由な街、バンコクで、デモに自由を奪われた人々の
切実な思いが、タイに居ると伝わってきます。
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