バンコク滞在の話、の続き。
久しぶりに行ったＭＢＫ（マーブンクロン）。
サイアム駅から見たサイアム・スクエアは、
所々、生々しい赤服騒動の焼け跡が残って
ましたが、ナショナルスタジアム駅からＭＢＫ
までは無傷。学生が溢れ、活気がありました。
ＭＢＫの１階、８番ラーメン脇から中に入り、
特売会場や服屋・靴屋・小物などを売るお店
が並ぶ通路を駅から遠ざかって行った果て、
ホテル手前に、和風パスタのお店を発見。
甚右衛門（JIN-EMON）さんです。
店舗前には、たくさんのサンプル・メニュー。
店内は、落ち着いた感じ。
日本に住んでいたとき、蒲田東急プラザにある、
確かこんな名前の和風パスタの店によく食べに
行ってたので、同じお店のバンコク店かと思い、
入ってみました。
でも、値段が安過ぎる？？？
パスタの値段は６０バーツ位から。平均価格が、
１２０～１４０バーツ位でしょうか。
東京では、パスタ＋飲物＋デザートのセットで、
１５００円位だったはず・・・１０年前で。
でも、待てよ・・・五右衛門じゃなかったっけ・・・
家に戻って調べたところ、
僕が東京で通ってた店は、五右衛門
バンコクのＭＢＫの店は、甚右衛門
全く別のお店でした。
でも、名前と看板、似てますよね。
そんな次第で、勘違いして入った甚右衛門で、
試したパスタは、
クリーム系のパスタ。
和風パスタ。
お味のほうは、五右衛門には劣っていた様。
パスタは難しい。
時間、火加減などで、同じ材料であっても、
つくり手によって別物になってしまう。
だから、美味しい、不味いの評価も困難。
クリームパスタのほうは麺がクリームを吸い
過ぎてしまっていた。
丁度、麺にからんだ感じに仕上げれば、麺の
ツヤがもっと良く、舌触りもいいのに、残念。
和風パスタは、もっとスープが多いのが好み。
たまたま、頼んだ２品の出来が悪かっただけ
かも知れないので、総合評価は出来ません。
気になったのは、
甚右衛門さんが、ターゲットとしている客層。
メニューで６０バーツのパスタを見て、ＭＢＫに
来る学生や若者たちがターゲットなのかと思っ
たら、グラスの水（ボトルじゃない）が１杯２０か
３０バーツ（記憶が定かじゃないですが）。
さらに、サービスだかＶＡＴが加算されてたので、
若者が学校帰りの寄る店（８番ラーメン等）とは
狙いが違うよう。
店の雰囲気からして６０バーツのパスタは不要。
でも、グラスの水はタダのほうが親しみやすい、
と、僕は思いました。
