今日は、タイの運転マナーについて。
タイで10年程、車やモーターバイクを
運転してきて、やっとタイの運転マナー
(タイ人の運転習慣)に慣れてきた。
初めの数年は、イライラばかり。
車の中で、いつも罵声を発していた。
そのうち、罵声を発するパターンから、
タイ人の運転習慣がわかり、今では、
罵声を発するのも面倒になっている。
まず、いつも思うことは、
免許を与える前に、もっと教習しろ !!
それじゃなくても、タイ人は便利な方に、
勝手にルールを変えていく人々だから。
タイの運転マナーに慣れてきたけれど、
それでも、タイ人のような運転をしない
ように、日頃から自分を戒めている
それでも、タイの運転マナーを知ること
は、タイで運転するなら不可欠なのだ。
タイ人の運転習慣を知ることは、交通
事故を避けるための、大事な知識
●タイの運転マナー その1
道路では、強いもの、大きいもの優先
車>バイク>自転車>歩行者となる。
歩行者は、横断するとき、車・バイクが
途切れるのを辛抱強く待って、素早く、
轢かれぬように渡らなければならない。
(横断歩道でさえ、車は止まるどころか、
減速さえしない)
マレーシアにサイと行ったとき、横断歩道
で車が止まるのを見て、サイが驚き感動
していたことが、今でも、印象的。
「マレーシアでは車は止まる」とサイの談。
さらに、高級車>ボロ車、もある。
高級車は、すべての道で優先される
金持ちに逆らわない、タイ人の生活習慣。
高級車には、道を譲ること。
また、一般車の中では排気量のある車が
優先されている。
●タイの運転マナー その2
近道なら、大きな国道を逆走できる、
一方通行も同様
中央分離帯付の片側2、3車線道路の
路肩では、バイクの逆走が頻繁だ。
車も、近道になれば、逆走して来る。
だから、
逆走車が来るのは当り前と思って運転。
夜間は逆走バイクのライトが眩しい
●タイの運転マナー その3
路地から大通りに出るときは、止まらない
路地(ソイ)から出てくるバイクは、停止線
で止まらず、お前は合流するか ! という
勢いで、大通りに飛び出してくる。
バイクの合流は左からだけではなく、右
からも。右路地からのバイクは反対車線
をしばらく逆走=合流の隙を狙っている。
だから、左も右も、
路地からは合流車が来ると思って運転。
また、路地から出てくる車はこちらの徐行・
停止を促すため、車の鼻先を出してくる。
これにはイチイチ停まってられないので、
ハンドルを切って、かわしていく外ない。
(右から左から、追い越しが多い中で・・・)
「タイの運転マナー1~3」でわかるように、
基本、タイの車は信号以外は止まらない。
信号さえも、車が途切れれば無視なのだ。
運転者は、みんな自己中、、それがタイ
タイで運転してると、
車の前は、危険がいっぱい。
ごちゃごちゃしてて、気が抜けない。
だから、運転するたびに、疲れる~
このタイの運転マナー[基本編]では、
タイで運転中にある前方の危険について
書いてみた。
大事なことは、
自分だけでも、安全運転。
タイでは特に安全運転を心掛けよう
歩行者の方も、気をつけてくださいね。
タイだから