今日は、タイのビザ制度に思うこと、
その第2話は、結婚ビザについて。
結婚ビザは毎年、延長申請が必要で、
結婚ビザの継続(国内延長)には所得
証明や銀行預金残高証明が必要だ。
イミグレーションの延長申請に必要な
書類が記された案内用紙の中には、
預金残高証明
預金高が40万バーツ以上あることを
証明する銀行発行のレター。
預金通帳
過去3か月以上に渡って、生活資金の
口座の残高が、常に40万バーツ以上
あることがわかる預金通帳の現物。
所得証明=所得税納付の証明
会社勤めなら、会社に頼めば無料だが、
起業した場合(自営業など)は、
夫婦合計所得が4万バーツ以上である
ことを、証明しなければならない。
ビザ制度(ビザに対する規則の解釈)は、
皆知ってのとおり、毎年コロコロ変わる。
サムイ島では、結婚ビザの延長申請で、
以前、所得と預金残高両方の証明書類
を用意しろと指示された年があった。
その翌年は、所得証明書類だけを用意
しろと指示された。
現在は、預金残高証明書類だけを用意
しろと言われている。
僕が思うに、
所得証明 or 銀行預金残高証明の、
or の解釈の問題でしかない。
バンコクでは、両方用意が原則らしい。
いずれにせよ、サムイ島は3か月以上
前に、イミグレの担当官が情報をくれる
ので、延長申請の対応には困らない。
地域により、申請書類が異なるようだ。
要は、案内用紙に書かれた書類全部を
要求する所(=担当官)と、簡略化して、
済ましてくれる所があるのだ。
銀行預金残高ひとつを例にとっても、
サムイ島は普通預金でも定期預金でも
認めるが、パタヤではランニングしてる
お金だから、普通預金しかダメという。
大事なのは、担当官と仲良くすること、
情報網を張るしか手立てがないのだ
サムイ島ではないが、タイ南部に住む
知人は3か月毎にマレーシアのペナン
へ行き、結婚ビザを取っているそうだ。
「預金高が40万バーツ無いから」
と聴いてるが、真偽の程はわからない。
預金高が無いと国内延長できないのは
確かだろうが、3か月毎ペナン行きでは、
時間と金が掛かり過ぎる。
ペナン島に他の目的があるのかな~と、
つい、勘ぐってしまう。
サムイ島に住むドイツ人の知人は毎年、
ドイツに帰国する毎に結婚ビザを取り、
サムイ島に居るときはボーダー越えに
90日毎に行く。
彼のポリシーは、
「イミグレは信用しない、行かない」
ということらしい。
結婚ビザと言っても、十人十色。
一筋縄じゃいかないタイの国だから、
皆、いろいろ苦労している様ですね