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パタヤの夜の過ごしかた(4) -レディ・ドリンクは嫌いだの巻

タイのブログ-タイ情報とコラム

レディ・ドリンクは嫌いだの巻。

thaiblogパタヤのビア・バーやプール・バーには、
レディ・ドリンクというシステムがある。
これが、僕には納得がいかない。

例えば、僕が40バーツのビールを買い、
バーで飲んでいるときは、ビールが安い
からその店に来て、まったり飲んでいる。

そこに、店の女の子が話し掛けてきて、
話が弾むことがある。
長くなると、「ビール飲む?」と尋ねるが、
「レディ・ドリンクで、100バーツ掛かる」
「それでもよいか?」と言われる。

40バーツのビールに100バーツ払う?
それは、当然ダメ。

楽しんだ後に、チップを100バーツなら
よいが、払うのと、あげるのでは違う。

サムイ島のバーでは、

店の女の子や知り合いのファラン(白人)
にビールを奢ったり、奢られたりもするが、
60バーツのビールは、誰でも60バーツ。
友だち同士で奢り合え、女の子も気兼ね
なく飲める。

サムイ島で女の子がお客(鴨)に奢らせる
のは、バカルディ。
鴨というのは触ってくるような助平ファラン。
バカルディ、カクテルを頼むとバックがある。
それでも、客が飲んでも女の子が飲んでも、
バカルディの150バーツは、同じ。
ドリンクの価格自体は変わらない。

パタヤでよく行く店で、話がわかる娘に、
「40バーツなら奢るよ」
と通常のビール代の40バーツを渡すと、
結局、自分のビールを持ってくる。
だから、パタヤのレディ・ドリンクって?
未だに、よくわからない。

自分だけ飲んでいるのも物足りないのだが、
自分より高いものを飲まれるのはもっと嫌。
というか、同じビールが、なぜ2重価格??
だから、レディ・ドリンク制度反対なのだ

こんな事を書いてると、ケチと思われるかも
知れないが、
これは金銭感覚とポリシーの問題。

タイ人の労働者クラスは、日給300バーツ、
それ以下も多い。
外国人が100バーツを意味もなく使うのを、
底辺のタイ人に見せることは、良くないこと。
そもそも、金が余っていると勘違いされる。

また、タイ人らしい金銭感覚を持たない娘と
友だちになるべきではない。

「外国人は金持ちだ」という錯覚。
外国人が、自国の金銭感覚で金を使うのを
見て錯覚し、その金銭感覚に同化してしまう
お金にだらしない娘は、結局は愚かだ。
酒場(バー)と高級クラブは違うということ。

だから、訳もなく集ってくるような女の子は、
「サオ・ワオ」、黙れ、と言うべきだ。

そういう事で、バーではいつも以上にお金に
厳しくしてるが、それで見えてくることも多い。

そして、友だち相応には、お金を出す。
顔馴染みの女の子の誕生パーティで、
100バーツとプレゼント。
顔馴染みの女の子の里帰りに、
お土産代として200バーツ。
それと、時どき屋台飯くらいは、奢ってやる。
その程度で、十分に、よい友だちがつくれる。
これは、サムイ島でもパタヤでも同じこと。

バー遊びでは、楽しく酒を飲むことが基本。
人間観察の場と考えると、バーは楽しい。

バーの女の子たちの身分は、階級社会では
穢多・非人かもしれないが、概ね善良だ。
田舎暮らしと仏教教育が、彼女たちに笑顔と
思い遣りを与えているのかもしれない。

貧しくても、笑顔と思い遣り、

タイ人からは、見習うべきことが多い。

しかし、教育が足りないというか、単純過ぎる。
だから、僕が笑顔と思い遣りを持って接すると、
好感を持たれ、時には誤解されることもある

バー遊びでは楽しむ心、楽しませる心が大切。
ビリヤードでも、ダンスでも、ジョーク混じりの
会話でも、単純に楽しければ歓迎される訳だ。

バーの楽しみ方、年と共に変わってきたが、
バーというのが、自由恋愛の場だとすると、
(僕は、恋愛という見方では引退している、
只の酒飲みだが・・・)
酒場は、酒を売って、儲けるべき。
レディ・ドリンク、
ペイバーなどの矛盾だらけの制度は、不要。
僕らはその酒場で愉快に過ごし、友だちでも、
ギッグでも、そこでつくれば良し。

お互いに、相手を選べる対等な立場だから、
(女の子に対して)お金は払うものではなく、
持つ者から持たざる者へ、与えるべきもの。
これが、タイのタンブンの精神。

バーガールは、一概に売春婦とは呼べない。
多数はそれを主に稼げてないし、彼氏なり、
結婚相手なり、パートナー探しが、願望だ。
バーガールなりのプライドがあるのだから、
対等な仲間として、バー遊びを楽しみたい。
thaiblogバーには、自分が笑顔を分け与えるつもりで、
入って行こう。

昔、六本木のディスコに入るとき、エレベーター
が開いたら、今日はどんなステップで登場しよう
かと考えていたように

ビリヤードとバー遊び。

どちらも、奥が深~いのだ