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バンコクで、6年ぶりの再会(2)

タイのブログ-タイ情報とコラム

さて、夜行寝台でバンコクに着いた僕は、
タクシーで、サトーンのコンドミニアム
に向った。
そのコンドミニアムは、僕もジョーも一時
住んでいたことがある、懐かしい場所だ。

コンドミニアムの場所、
「8年も来てないので自信ない」と言った
のに、すらすら道案内ができたことには、
タクシーの運ちゃん以上に、僕が驚いた。

レセプションから呼び出すと、寝ぼけ眼
で降りて来たジョーを見て、嬉しくなった。

「待たせてごめん。昨夜、飲みすぎた」
と言った彼は、6年分親爺顔になったが、
表情といい仕草といい、昔と変わらない。

「さて、ガールズ起こして、朝飯食べよう」
これが、6年ぶりの挨拶である。

抱擁もなければ、握手もない、アメリカ人
の友達と比べたら、感情表現に乏しいが、
このヒョウヒョウとした英国人が、ジョー。

ジョーがどんな男か、ひと言で言うなら、
何も隠さず、気取らず、表も裏もない男。

思い出すたびに、笑ってしまう話がある。
タイのでかいトイレ(水場)には食器洗いの
タライがあって、パーティの後には、いつも
女性軍が皿洗いをしていた。

僕ら男連中は、皿洗いが終わるまで小便を
皆、我慢してるのだが、ジョーだけは違った。
ヒョウヒョウと水場に入って行くと、ズボンを
下げて、チ●ポをしっかり出して用を済ませ、
何の恥じらいもなく出て来る。

それが常習なので、女性軍も慣れてしまい、
頓着せずに、皿洗いを続けるようになった。
空気のような自然体の勝利と思ったものだ。

そのジョーが、
「さて、ガールズ起こして、朝飯食べよう」
と僕の目を覗き込んで、笑顔を浮かべた時、
何も変わってないな、と心から安堵した。

さて、月日の流れを感じたのは、ガールズ。
thaiblog長女のリリーは、
thaiblog6年ぶりで、
thaiblogthaiblog次女のローズィも、
thaiblog6年ぶりで、
thaiblogthaiblog結局、ジョー家族とは、プールで泳いだり、
ビリヤードをしたり、よく飲んでよく食べた。
thaiblog
thaiblog
thaiblog
thaiblog
thaiblogビールとワインで酔い潰れているサイ。
これが、夏休みのバンコク滞在でした。

今回は、かなり私事の話で、失礼

それで、屈託ない親友は、何よりの宝と、
6年ぶりの再会で、しみじみ感じたことが
皆さんに伝われば、と思います。

次回は、あまり私的じゃないバンコクの話