今日は、
タイで土地を買って、家を建てる話。
その第5話。
土地はどのように売られているか
土地の値段は通常1Rai単位で表示される。
(1Rai = 1600平方メートル)
仮に地主が6Rai の土地を売りたい場合、
例えば、Coconuts Land 6Rai、
10,000,000B/Rai と表示されている。
(空地に立ってる看板に描かれているが)
これは1Rai あたりの土地の値段表示で、
「6Rai を6千万バーツで売ります」の意。
1Raiずつ、切り売りするわけではない。
通常、不動産業者がこのような広い土地を
地主から買って、
区切った土地を、または、区切った土地に
別荘を建てて、分譲する。
分譲された土地を買って家を建てるのが、
家を建てるいちばん楽な方法なのだが、
分譲された土地の値段は1Rai単位で表示
されている土地取引の値段の1.5~2倍。
1Raiあたり1000万バーツと表示されてる
土地を1Rai だけ買うためには、
1500~2000万バーツ必要だということ。
分譲された土地は割高。
もちろん、それは当然のこと。
土地の分割、再登記に登記税が掛かるし、
そもそも、土地を分割して再登記すること
自体が困難。相応なコネと裏金が必要だ。
こうして、役所と不動産業者が潤ってきた。
土地を安く買う方法は、
広い土地を、地主から直接買うこと。
しかし、それには、豊富な資金が必要。
億円単位の資金力が必要となってしまう。
僕は、豊富な資金が無い。
でも、割高な分譲地を買うのは、嫌だ。
分譲地を買うと、その土地を手放すときに
同等の価格で売れるのか不安があるので。
だから、僕は、空地などの看板を頼りに、
島じゅうの土地を見て廻ることにしました。
海に近い、緩やかな斜面の土地
海まで、歩いて散歩できる場所
家を建てる土地を、自分の足で探す
次回も、タイで家を建てるの続き。
「土地探しでポイントになること」などを。