今日はタイの父の日、国王誕生日でした。
朝、TV中継を見ていると、
国王が病院から車椅子で出て来たとき、
旗を振り、涙を流しながら、
ทรงพระเจริญ （song pra ja rurn)
と国王に向って、合唱するタイの人々。
感動して、サイと一緒に貰い泣きしました。
国王の健康を願い、国王を励ましている
ようにも聞こえた、人々の声。
国王が無事に姿を見せたことに、心から
安堵して、自然と流れた涙と合唱でした。
こんなに人の心が綺麗な国は、世界中を
探しても、他には無いだろうな。
改めて、タイの人々に感動して、心が洗わ
れたような、爽快な気分の朝でした。
僕がタイに住んでいる理由は、こんな所に
あるのだろう、と思います。
プミポン国王で思い浮かべる言葉は、
「徳」、「人徳」
洪水でチャオプラヤー川の水が溢れた時、
王宮の門を閉めさせなかったと聴きました。
そんな所にも、人柄が出ていると思います。
政治抗争が盛んなタイの国でも、右も左も
無く、国王を慕う気持ちで、人々の気持ちは
ひとつにまとまります。
今日のタイを支えているのは、
「国王を慕う人々の気持ち」です
だから、僕らは真剣に、
Long Live the King を願い続けます。
昨年は、日給５００バーツに釣られて、政治
デモに借り出された人々の姿と顛末を見て、
タイの国に失望しました。
しかし今日のように、人々の美しい姿に感動
することも、タイに居れば、あるわけですね。
「貧しくても、心豊かに生きる」
国王の教え、タイの美学は、素敵です
