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タイで家を建てる-売地を見る、3大チェックポイント

タイのブログ-タイ情報とコラム

今日は、

タイで土地を買って、家を建てる話。

その第7話。

近くに有力者が住んでたり、大きなホテルが
あると、道路がマメに整備されたり、電気や、
水の供給が良く、停電や断水が少ない。
だから、そんな(重要な)ソイに家を建てると、
生活が快適で、治安面でも安心できる。
そういう一面があることも、覚えておきたい。

売地を見る、3大チェックポイント

さて、
3大チェックポイントのうち、電気については
前回書いたので、

次は、水道水
thaiblogサムイ島で上水道が通っているのは、リング
ロード沿いと街中、街に近い住宅地だけ。

あとの地域は、リングロードから上水道を自分
で引き込まない限り、または開発業者が引き
込んだ分譲地でなければ、井戸水生活になる。

上水道が無い売地を見る場合、井戸があるか、
チェックすることが大切。

大抵の売り手は「井戸を掘ればいい」と簡単に
いうが、彼らも、何処を掘れば水が出るのか、
わかっていない。

「井戸を掘る」ボーリング1回で、水が出ようが、
出まいが、2万バーツ掛かる。
最近は、高性能の器機で深く掘るボーリングが
あり、「十中八九は水が出る」と言われているが、
コスト5万バーツで、それでも絶対保証はない。

井戸が無い場合は、まず、近隣の家に行って、
その辺りが水が出易いかチェックするが、それは
単なる訊き込み情報で、アテになるかわからない。

結局、公共の電気と、上水道が使える土地、
それが快適に住める土地ということになるのだ

そもそも井戸水は、停電すると、使えない。

最後は、公道に面しているか

サムイ島でよく耳にするのが、

「土地を買ったあとに道路を塞がれた」

という冗談のような本当の話。

他人の敷地を通らないと公道に出られない土地を、
そうとは知らずに買ってしまい、買ったあとに公道
までの通路になっていた道を、塀や新たな建物で
塞がれたというもの。
そのような土地を売るほうも売るほうだが、
買ったほうが悪い、と判断される。

家が建てられない、死んだ土地も売買されること
があるので、注意が必要だ。
とくに袋小路・行き止まりになっているところでは、
始めの5メートルは公道、その先は私道という道
があり、公道と同じ道幅で私道が繋がってれば、
当然、公道・私道の見分けがつかない。

ランドタイトルを注意深く見れば、わかるはず、
なのだが、巧妙な手口に、タイ人さえ騙される。
周辺の相場に比べて、安く売られている土地に
多いので、注意が必要。

外国人に、相場より安く土地を売ろうとする親切
な地主は居ない、と断言できる

まず、一番大切なことは、地価相場に準じている
裏のない土地を見つけること、
なのだ。

次回は、タイ、サムイ島の建築規制について。