タイのモーターバイク事情

サムイ島に限った話ではないが、
地下鉄や高架鉄道（BTS）が発達してる
バンコクではなく、タイの田舎生活では、
一家に１台、最近ではひとりにつき１台、
モーターバイクが必需品になっている。
タイ生活では、バイクがいちばん便利で、
安価な交通手段なのだ。

タイで普及してるバイクは小型の125cc、
購入価格は盗難保険付で５万バーツ弱。
タイ人にとっては、５０万円相当の価値。
それでも、テレビの次に、冷蔵庫以上に
普及してるのが、モーターバイク。

タイのバイク免許は、各地にある陸運局
の試験場に行けば、１日で取得できる。
ノン・イミグラントビザを持ってる外国人も
取得可能。

筆記試験は、英語以外に日本語でも受験
できる。３０問中２４問以上の正解で合格。
実技は（自分が乗って来たバイクで）右折、
左折、停止程度の簡単なバイク操作。

ロングステイをしている外国人の多くが、
バイクを買い、バイクで生活している。
バイクをレンタルした場合、長期レンタルで、
１か月あたり３０００バーツ。
５万バーツでバイクを買って１年間乗っても、
２万５千バーツ以上で売れるので、買うのと
借りるのと、どちらが得かは、誰でもわかる。

さて、僕は１０年以上バイクで生活している。
車も使うがガソリン代がバカにならないので、
車は買出し、遠距離用、それに雨季対策。
日常生活の交通手段は、バイクである。

サムイ島でも、パタヤに行ったときも、毎日、
バイクに乗るが、タイのバイクはパンクする。
月に数回の頻度で、パンクするのだ

道路に穴が多いこと、よく釘が落ちてること、
それが、パンクの原因だと思われるのだが、
チューブの強度にも問題があると思う。

そして、バイク修理屋の側に、よく釘が落ち
てるのは、故意じゃないかと疑ってしまう

タイヤのチューブ交換は、１～２年前には、
１００バーツでできたが、最近は物価高で、
タマダー１５０バーツ、純正品２００バーツ。
バンクすると、アン・ラッキーな日になる

バイクのメンテナンスで大事なことは、
この陽気だから、頻繁にオイル交換する。
バイクのディーラーは、３０００ｋｍ毎とか、
適当なことを言うけれど、黒い煙を出して
蒸気機関車のように走って来るバイクを
よく見掛ける。
エンジン壊したら、元も子もない。
僕は、エンジン音が悪くなったと感じたら
オイルを交換する。
エンジン音が悪くなくても、２か月毎には
オイルを交換する。
エンジンオイルの交換は、１～２年前には、
９０～１００バーツ。最近はこれも物価高で、
１２０バーツ掛かる。

税金・保険以外のバイクに掛かる費用は、
タイヤのチューブ交換　１回２００バーツ。
タイヤ交換（１年毎）　前後各３００バーツ。
エンジンオイルの交換　１回１２０バーツ。
それに、日々のガソリン代。
結局、バイクは安価な交通手段と言える。

さて、バイクの好みは十人十色と思うが、
バイクを買うなら、ギア付がお奨め。
購入費用はギア付もオートマも同じだが、
ブレーキが違う。

例えば、ラマイからチャウエンへの峠道、
フットブレーキ、エンジンブレーキが頼り。
オートマ（スクータータイプ）の両手を使う
ブレーキは、自転車みたいで頼りないし、
そもそもエンジンブレーキが使えない。
ブレーキの安全性で、ギア付　◎

それと、燃費の問題がある。
オートマはギア付の２倍のガソリンを使う。
ガソリン代が半額なので、ギア付　◎
僕の愛車は、HONDA WAVE 2006
100ｃｃで、燃費がすごくいい。
でも、最近のモデルは、顔がマジンガーZ
もう、WAVEを買うことは無いだろう。
もう１つが、HONDA DREAM
顔が、お気に入りだ。
欲しいのは、DREAMのオールド・モデル。
エンジンを載せ換えて、友達が乗ってる。
平らな道しか乗らない、サイの愛車。
オートマのScoopy