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タイの物価を考える 2012 その3

タイのブログ-タイ情報とコラム

タイの物価を考える 2012 その3

今日も、タイの物価の話の続き。

100バーツは、タイ感物価では、
現在、日本で使う500円ほどの価値がある。

言い換えれば、
「20バーツは、日本での100円の使い出」
タイの日常生活で、僕が感じる金銭感覚だ。

例えば、コンビニに行くと、
袋菓子の価格が、20~30バーツ。
→日本での100~150円の使い出。
牛乳の830mlが、40バーツ。
→日本での200円の使い出。
いずれも、妥当なところだと思う。

もちろん、
「20バーツは、日本での100円の使い出」
というのは総体的に見たタイ感物価の話で、
個々の物価を比べてみたら、
日本よりも断然安いもの(主に生活必需品)
→米、鶏肉、タイ産の果物や野菜・・・
日本よりも高いもの(主に贅沢品・輸入品)
→車、大型テレビ、電子機器、ワイン・・・

に分けられると思う。

タイに住んでる僕らにとって都合が悪いのは、
タイは高額商品が、日本よりも高いこと。
食費を日本の半分に抑えることは容易でも、
車を日本の価格の2倍で買ってしまったなら、
出費全体を日本の生活より安上がりにする
ことは難しくなるだろう。
もはや、タイは日本人にとって生活費が安い
国ではない、と思う。

(タイは、人々の心に魅せられて移り住む国)

それでも、タイの物価は安いと感じることが、
タイ生活の中で、時どきある

僕がタイの日常生活で、安くて驚く物価は、

1.床屋の散髪代(市場周辺)
→昨年まで60バーツ、今年から80バーツ

2.バンコク+パタヤの庶民的タイマッサージ
→1時間100バーツ+チップ

3.ママー(タイのインスタントラーメン)
→大きい方(日本サイズ)で8バーツ?

4.昼間に住宅地を廻る牽き売り屋台
→菓子、果物、アイスなど10~20バーツ

5.市場のおかず(辛くて食えないが)
→1袋20~30バーツ

6.食堂のぶっ掛け飯(ラン・カオ)
→肉類50バーツ、魚介類60バーツ

散髪とかマッサージとか、人的労働力が
安く抑えられている国、タイランド。

タイの一般庶民(労働者階級)にとって、
給与に対しての物価が高い国であると、
僕は強く感じます。

そして、最低賃金引上げ政策後、今よりも
物価が上がったら、僕ら外国人の生活も、
当然苦しくなるので、今年は不安ですね