タイの定期預金と金利 2012
今日は、タイの定期預金と金利の話。
タイの銀行では、行ごとに、定期預金
のプロモーション合戦が行われている。
今年の7月のプロモーションは、
カシコン vs サイアム・コマーシャル
の様相で、13%とか、15%とか、CMで
宣伝合戦をしてるが、タイの定期預金に、
プロモーションを利用して預けた場合、
今年の実質年利は、3%程度である。
写真はサイアム・コマーシャル・バンクの
13か月預金の説明図。
1~3か月目まで 税込年利 1.75%
4~6か月目まで 税込年利 2.00%
7~9か月目まで 税込年利 3.00%
10~12か月目まで 税込年利 4.00%
13か月目 税込年利 13.00%
100万バーツ預けたとして試算すると、
税込金利は、
1,000,000×1.75%×3/12=4374.99
1,000,000×2.00%×3/12=4999.99
1,000,000×3.00%×3/12=7500.00
1,000,000×4.00%×3/12=9999.99
1,000,000×13.0%×1/12=10833.33
13か月間で、37,708.3バーツ
年利に直すと、
37,708.3×12/13=34,807.66バーツ
税込年利=3.48%
実質年利=2.95%(税引後)
このプロモーションのミソは、
途中解約では、良い利息が貰えない。
13か月目の13%が、目玉なのだ
気が多いタイの国民性から、13か月、
預け続けているほうが少数派なのでは
銀行側が途中解約阻止するために考えた
プロモーションではあるが、国民性から、
預金者皆に高金利を払わずに済むことを
見越した、頭脳的プロモーションなのだ、
と感じる。
とはいえ、タイは金利生活可能な国であり、
金利と投資で生活している金持ちが多い国。
日本円3000万円(1200万バーツ相当)を
預金して、家があり家賃が掛からなければ、
程ほどの生活ができるのだ
タイなら、金利生活も夢じゃない
タイの定期預金はノン・イミグラント・ビザ
を持つタイ在住者なら、5000万バーツまで
預金保護の対象になるので、安心。
タイに居たら、タイの定期預金は最も安全
な投資と言えるでしょう。
英語かタイ語が堪能で、
落ち着いた生活を望む方には、
リタイヤしたらタイで金利生活も、
選択肢になると思いますね