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タイの物価の変遷と日本人の生活(3)-バンコクライフの魅力

タイのブログ-タイ情報とコラム

タイの物価の変遷と日本人の生活(3)

-バンコクライフの魅力

タイの物価の変遷については、前回、
前々回のブログに書きました。

タイでは、この数年間で急激に物価が
上がっているが、車など嘗ての贅沢品
の価格が逆に下がり、大衆化しました。

タイは、最近では日本並みの消費社会、
「お金を使う生活」になってきました。

とくに、バンコクではそれが顕著です。

それと同時に、

タイ人と日本人の賃金格差が縮まって、
日本人の給与がタイで優越感を持てる
時代は終わりました。

それでは、バンコクで暮らす日本人が、
なぜ、今でも増えているのでしょうか?

今日は、その理由、
「バンコクライフの魅力」を探りましょう。

理由のひとつには、日本の内的要因、
「働く魅力が薄れた日本社会」
「日本の政治、日本の経済への失望」
などがあると思います。

日本と違って、タイ社会は高度成長期、
人の姿にも、街にも活気があることが、
バンコクの魅力のひとつでしょう。

次に考えられるのは、

バンコクは人並み程度のお金があれば、
快適に暮らせる街ですね。

衣料品が安い街です。
お腹が減ったら、何時でも何処でも屋台
が身近にあり、小銭で食べ物が買えます。
公共料金が安い街です。
バスやタクシー料金が安く24時間運行。

外国人がバンコクに住めばセキュリティ
がある住居が必要ですから、住居費には
少しお金が掛かります。
それでも、基本的な生活費は無理せずに
抑えることができる雰囲気の街なのです。

それに加えて、
所得の少ない者から税金を取らない。
退職者(外国人も)から税金を取らない。
道路も公園も公共サービスも、すべて只。

お金がある者が寄附、タンブン、支払う。
タイ人社会は、弱者に優しい社会ですね。

そんな社会環境なので、バンコクの街は、
「ゆるい空気」が流れています。

食堂で、財布を忘れたことに気付いても、
事情を話せば、店員が立て替えてくれる、
困った者を見捨てない人情が、安らぎを
与えてくれますね。

日本、中国、韓国などの東アジア社会と
違う価値観、
議論の中心が「誰が正しいか」ではなく、
「今現在、誰が困っているか」

になるのが、タイの社会の特徴ですね。

「ゆるい空気」と「タイの社会気質」に
魅力を感じる日本人も多いことでしょう。

最後に、バンコクに住んでいない僕が、
バンコクライフで魅力を感じることは、
サムイ島に比べ、贅沢や娯楽が安い街。

日本人が異国に住んでいたら日本の味、
本場の日本食を食べるのは、贅沢。
サムイ島ならば、フジレストランでも感動

それが・・・
バンコクでは、手打ちの讃岐うどんが、
100バーツで食べられる

バンコクに住んでる方には当り前の事が、
僕には、スゴイ事と思えてしまいますね。

バンコクに行ったときは、娯楽と言えば、
プール・バー
9フィートの公式試合に使われる台でも、
昼間はフリープールあり。
バンコク住まいの友人の馴染みの店は、
夜でもフリープールにしてくれる。
それで、3Lのビールが、450バーツ。
ひとりで飲むと、持て余してしまいます。
バンコクは、娯楽、飲代も安い街ですね。

友人の講釈によると、
バンコクで財産を失うのは、
タイ人を理解ぜずに、女に嵌った者だけ。
バンコクに住んだら、彼女選びは慎重に

僕が思うに女性は、

朝から晩まで働き、

晩飯食べたらすぐ寝る

芋ね~ちゃんが、いいですね。

誰のことかは、秘密