海外在住、国民健康保険の話
僕が長年、愛読しているタイのブログの1つに、
「タイランドからの便り」 があります。
タイ生活の日常で感じたことを綴ったエッセイ。
タイ生活、タイの慣習を熟知している筆者が、
公平な視点、正確な記述で綴ったエッセイは、
僕のタイ生活で、とても参考になっています
今日は「タイランドからの便り」で読んだ記事、
をシェアさせて頂きます。
(海外在住者が日本に一時帰国のとき)
海外在住であるという理由で、国民健康保険に
加入してない人でも、行政機関で手続きをして、
「本人負担分」で、医療が受けられるという話。
この記事をシェアした理由は、僕自身が7年前、
1か月ほどの日本滞在のときに、身体の具合が
悪いので、この方法で、医療を受けたからです。
今日は、その時の体験記を書きましょう。
右胸の下にズキズキとした痛みが続いたので、
国民健康保険をつくって、病院に行こうと思い、
区役所に行きました。
役所の窓口で相談すると、
「パスポートをお持ちですか」
「転入届を出してください」 と言われました。
パスポート、印鑑を持って区役所に行ったら、
実家の住所を記入するだけです。
転入届が完了。別の窓口に誘導されます。
「国民健康保険の加入手続きをしてください」
「国民年金の加入手続きをしてください」
この2つは、転入手続きとセットのようでした。
でも、待てよ
「国民年金は、毎年、払ってますよ」
海外転出後は、国民年金は任意加入なので、
国民年金事務所で、任意加入(継続)手続き
をした記憶があります。
銀行口座から、毎年4月に、国民年金保険料
が引き落とされていることも確認しています。
結果として、
「任意加入を止めて、再加入してください」
帰国で任意加入を止めると、国民年金事務所
から、今月以降の保険料が返金されます。
今月からは、区役所で渡された振込み用紙で
国民年金保険料を支払ってくださいという話
役所の管轄が変わるということです。
即日で、国民健康保険証が発行されたので、
「本人負担分」で、病院で診てもらえました。
但し、日本の総合病院は、紹介状が無いと、
金額が加算されるということもわかりました。
それに加えて、区で行っている成人病検診を
後日、無料で受けることもできました。
結局、右胸の下のズキズキとした痛みは、
MRIで調べても異常が見られなかったので、
サッカーしたときの打撲かな と自己判断
事なきを得ました。
転入届を出して、国民健康保険に加入して、
病院で治療を受けることは、日本で急病の
ときは、とても有効な手段であると思います。
加えて、僕の場合は、国民年金の手続きと、
その支払いが、
転入のときは「任意加入」から「加入」へ、
戻るときには「加入」から「任意加入」へ、
結構、面倒だったと記憶しています。