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タイのロングステイは良いか? その2

タイのブログ-タイ情報とコラム

タイのロングステイは良いか その2

前回のブログでは、

「寒いのは嫌、南国で暮らしたい」

「今よりも、心豊かに暮らしたい」

「美しい海を見て、暮らしたい」

タイでロングステイする理由を挙げましたが、

外国でのロングステイを憧れる理由の1つに、
「日本の外で暮らして、知識欲を満たしたい」
というものがあります。

日本を出て外国で暮らすと、日常生活の中に、
日本と異なる常識・慣習・文化が溢れていて、
日々、学ぶことが多いものです。

それらの常識・慣習には、それぞれ存在理由が
ありますから、自分にとって新しい常識・慣習に
出合うことで、自分を見つめ直すことができます。

海外旅行の場合でも、外国で人と触れ合って、
生活習慣や考え方の違いの断片を見ることが
刺激であり、楽しみの1つになりますが、
ロングステイの場合は、それが毎日ですから、
刺激のある生活の中で、知識欲が満たせます。

「タイのロングステイ」の特徴を見出すならば、

それは、バンコクです

世界でいちばん大きな日本人学校がある街
駐在員の方など4万人以上の日本人が住み、
日本人街といえる日本人居住エリアがあって、
日本の居酒屋、日本の進学塾まであるところ。
街中で日本語で叫んでも、違和感無しですね。
バンコクは首都ですがタイの中では特殊です。

同じタイでも、バンコクのロングステイならば、
「日本の外で暮らし、知識欲を満たす」 ことが、
「外国生活体験」が、かなり容易にできますね。

バンコクの場合、
仕事をするなら、英語やタイ語は必須ですが、
只、暮らすことを楽しむロングステイであれば、
英語もタイ語も、カタコトで暮らしていけます。

バンコクは都会生活、ビジネス空間ですから、
ロングステイで長居する場所ではないですが、
「外国生活プチ体験」が容易にできる所です。

日本という島国にどっぷり浸かってきた人が、
ロングステイで「外国生活体験」したいなら、
避寒時期に、バンコク暮らしも良いでしょう。

今日の最後に、言いたいことは

もはや、タイは物価の安い国とは言えない
「物価が安いから、タイでロングステイする」
というのは、今となっては神話です

東南アジアの中で、タイは物価が高い国
タイで倹約生活をしていた外国人の多くは、
5~6年前からカンボジア、ベトナムなどへ、
ロングステイの地を変えています。

この数年で、タイは大きく様変わりしています。
この数年で先進国並みにモダンな生活になり、
それに伴って、物価が、毎年、上昇しています。

次回は、
「これからのタイのロングステイの在りかた」を、
考えてみようと思います。

(続く)