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タイのロングステイは良いか? その6

タイのブログ-タイ情報とコラム

タイのロングステイは良いか その6

「これからのタイのロングステイの在り方」
その具体的なことを、書いてみましょう。

今日は、「日本を本拠としてタイで暮らす」
「タイのロングステイの時期」 について。

日本の四季と、タイの気候から考えた場合、
「タイのロングステイの時期」は、
日本の冬、12月~3月、
日本の夏、6月~8月、

この7か月がロングステイに良いでしょう。

このロングステイの前提条件は、

健康であること。

留守中に、日本の家を守る家族がいる事。

主に、定年退職して年金生活している方の、
旅行の延長線上にある、ロングステイです。

月極の賃貸住宅やコンドミニアムに住んだら、
旅行のようなホテル滞在よりも経済的です。
しかも「暮らす」という感覚で滞在できます。

独りなら、月3万バーツの生活費+家賃
(5000バーツ程度の節約は可能です)

2人なら、月4~5万バーツの生活費+家賃

ロケーションが良いコンドミニアムや貸別荘
の月家賃は2万バーツ程度です。

日本円で、月17~24万円で暮らせるので、
日本での月々の生活費程度を捻出すれば、
タイで 「海外ロングステイ」 が楽しめます。

タイのロングステイの注意点を挙げるなら、
バンコクと、タイの一般的なリゾート地では、
暮らしてみると、生活がまったく異なります。

パタヤ、ホアヒン、プーケット、サムイ島なら、
欧州人が中心で、日本人は少数派です。

外国人同士、そこで暮らす仲間意識が強い。
欧州人、タイ人の友達と過ごすことが普通。
毎日、英語とタイ語の生活が続きます。
日本語の「夢」など見ることは無くなります。

語学を学ばずに、同国人に頼ることは厳禁。
そこでは、本来の海外生活が実感できます。

ところが、バンコクは例外的な場所ですね。
特に、スクンビット地区では、

「街に3分立ってれば、必ず日本人を見る」

日本のスーパーマーケットがある。
日本の本屋さんがある。
日本の料理屋、居酒屋がある。
日本の幼稚園、学校、学習塾がある。
僕から見たら、東京と変わらない街ですね。

カタコト英語、カタコトタイ語で暮らせます。
「外国生活プチ体験」が容易にできる街です。

バンコク暮らし、ロングステイの準備段階には
良いでしょうが、ロングステイ向きではない。
人々の歩きかたが速くて、表情が硬いことに、
ここは本当にタイなのか、と思ってしまいます

バンコクは、
「働く人のための街、ビジネスの街なのです」

ロングステイは、人々が休暇で訪れる場所、
タイであれば、リゾート地が良いと思います。
外国人のコミュニティがあって、心強いです。

(続く)