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バンコクで食べたお店(2)

タイのブログ-タイ情報とコラム

タイ、バンコクの話

バンコクで食べたお店(2)

今日は、8月に、バンコク遠征したときに、
バンコクで食べたお店 の話の続きです。

ゲートウェイ・エカマイと、いもや(ソイ24店)で、
食事を楽しんだ翌日は、サイを置き去りにして、
エカマイのお屋敷街に、ランチに行きました

thaiblogエカマイ・ソイ10の日本料理のお店、
茶々庵(CHA CHA AN)

BTSエカマイ駅から1km強のお屋敷街ですが、
バンコクはタクシーが安い
エカマイ駅から、40バーツで、行けるのです

エカマイのソイ10は、バンコクに来たときには、
縁があるソイで、車でよく通過します。

thaiblogKORAN(コラン・スパ)のウェブサイト

このソイでは、友達がお屋敷スパを経営してます。
バンコクでは有名なお屋敷スパで、2015年には、
ワールドラグジュアリースパアワードにノミネート
されています。

ワールドクラスの施術医療が受けられると評判。
フットサルチームのスポンサーをしてるだけでなく、
彼は優れた青年実業家(そろそろ親爺)なのです。

thaiblogKORAN(コラン・スパ)は、3階建てのお屋敷で、
広い庭にはプール、健康食主体のカフェもあり、
スイーツが美味しいことでも有名ですね。
毎年、クリスマスケーキの予約が殺到します。

でも、今日は、コラン・スパの話ではなくて、
茶々庵(CHA CHA AN)の話でしたね

thaiblog茶々庵は、車で通過するたびに、駐車場には
車がギッシリ並んでて、気になっていたお店。

訪れたのは、平日の午後1時過ぎでしたが、
この日は思ったほど混雑してませんでした。
ランチタイムは、11;00~2:00

thaiblog玄関扉を開けると、広い店内の側面には、
間仕切りされた小部屋があって、料亭風。
和装っぽいタイ人女性が迎えてくれました。

通されたのは、座卓が置かれた客席で、
靴を脱いで上がると、掘り炬燵のように、
足が伸ばせたので、快適でした。
3方に間仕切りがあり、1方のガラスから
魚が泳いでいる池が見えました。
お屋敷街の高級店という雰囲気です。

ランチメニューを見て、びっくりしたことは、
とにかく安い

200バーツ程度から豊富に定食がある。
フジレストランと大差ないお値段でした。
1000バーツは予算と思って来たけれど、
これなら、サラリーマンが毎日来れますね。
常連さんで成り立つ、お屋敷街の穴場

タイの田舎住まいは日本食に飢えてるので、
結局、寿司定食+うなぎ定食
2本立てで、頼むことにしました。
それでも、250バーツ+350バーツです。

thaiblogこちらが、寿司定食。

thaiblog僕はいちおう調理師だからわかりますが、
ネタの切り方、握り方がプロフェッショナル。
日本のお寿司屋さんで食べてるのと同じ
イクラもあるし、これは、お得だな

thaiblog正直言って、うなぎは期待してませんでした。
だって、350バーツなんですよ。
日本帰国のとき、必ずうなぎ屋に行きますが、
国産ものだと、3000円は掛かりますからね。
Makroで、冷凍ものの中国産タレ付うなぎを
買っても250バーツですから、その程度かと。

このうなぎ、確かに中国産冷凍ものでしょうが、
うなぎの下にキュウリが敷いてあるのがミソ。
濃過ぎる甘ダレを吸い取ってくれます。
調理済み冷凍ものでも、料理人が仕上げると、
違いが出るものですね。

thaiblog茶々庵で感動したのは、小鉢
定食には3つの小鉢が付いてくるので、
2つの定食で、6つ小鉢が並びましたが、
飽きさせない思いやりを感じました。

酢のものの大根の花で、さっぱりと。
シコシコ食感の小鉢は、胡麻油の風味。
これは、2つずつ、完食しました。
残りの2つは、それぞれ違うものでした。

thaiblog記憶が定かではありませんが、
これは、肉と蓮根の煮物。

thaiblogこれは、白菜などの野菜煮だったと、
記憶しています。
茶々庵の小鉢に、日本を感じました

最後に、感謝したいのは、
和装っぽいおばちゃん達のサービス。

見てないようで、間仕切りの間から、
しっかりと見守ってくれています。
箸を落とせば、言う前に新しい箸が来る。
食べ終えた皿が邪魔だと、すぐに下げる。
タイミングを図って、お茶を継ぎ足します。

食事を終えてトイレに立つと履物が並ぶ。
トイレから戻ると、膳が下げられていて、
新しいお茶、新しいオシボリと果物がある。
僕と阿吽の呼吸が成り立っているのです。
日本の高級旅館や料亭と同じじゃないか

タイに長年住んでいますが、
タイ人から、こういうサービスを受けたのは
初めてではないか、と思いました。

僕と呼吸が合わなかったのは、1点だけ。
寿司定食+うなぎ定食を頼んだら、
「お腹が空いているのね」と言って、
ご飯をてんこ盛りで持ってきたこと。

おばちゃん、
僕はお腹が空いているんじゃなくて、
タイの地方暮らしなので、
寿司やうなぎに飢えているんだよ。

とは言いませんでした。

このおばちゃんも、日本で暮らしたら、
ソムタムが恋しくなり、わかるでしょうね。

エカマイ・ソイ10の茶々庵、
本当に、よいお店でした。
美味しい料理、ありがとうございました