今日は、タイの運転マナー、その2
の続き、発展編。
[基本編]では、
その1
道路では強いもの、大きいもの優先
その2
近道なら、大きな国道を逆走できる
その3
路地から大通りに出るときは止まらない
など、タイ人の運転の常識を書いてみた。
タイで運転するときには、あらゆる事態を
予測して、前方に細心の注意を払うこと。
それが、基本編からの教訓
さて、この[発展編]では、
モーターバイクの運転に注目してみよう。
タイでは、
モーターサイ(=バイク)は庶民の足。
125cc(日本でいう小型バイク)が主流。
バンコクなどの電車やバスが走っている
地域以外では、ソンテウ(トラック・バス)
とモーターサイが、唯一の交通手段。
タイでは、まだ、マイ・カーは少数派だ。
交通手段が無い田舎の中学校の通学で、
中学生のモーターサイ通学が、登下校路
に限って、認められていたりする。
地域が、法律を越えて無免許運転を認め
ている、そんな慣習もあるのだ。
タイ人にとって、モーターサイは自転車に
乗ることと同じ
だから、(慣習として)人数制限は無いし、
大きな荷物を抱えて乗ってる人も多い。
赤ん坊を抱いて乗ってる人がいるのが恐い。
何かの弾みで、赤ん坊が落ちたら交通事故。
そんなバイクには近寄らないこと
また、走行スピードは、人それぞれ。
30km/hで走る人、60km/hで走る人、
道路にいて、車の流れというものを感じない。
タイ人は、あくまで、マイペースなのだ
バイクの追い抜きは、右からも、左からも、
隙間さえあれば、どこからでも、OK
とくに、信号待ちのとき、停止線の遥か前で
横にずらっと並ぶバイクは、レースの様相。
信号が青になると、同時に飛び出してくる。
この時、左右同時に挟まれやすいので注意
車もバイクも「追い越し」はスレスレが美学
バイクで走っていて、追い越されるときには、
いつも身体に風を感じる。
タイ人が追い越すときの隙間は50センチ
オーバーかな? でも、そんな感覚だ。
追い抜かれないスピードで走るほうが、安全
タイでモーターバイクを運転するときは、
前方はもちろんのこと、後方からの追い抜き・
追い越しも、バックミラーをよく見て、常に予測
しましょう
それと、タイ人のウインカーはアテにならない。
ウインカーを出さずに曲がるのは当然のこと、
左ウインカーを出して、右に曲がることもある。
日頃から、彼らのフェイントに掛からない訓練、
僕は、サッカーで鍛えてます
そもそも、ウインカーの戻し忘れが多いのだ
大事なことは、
自分だけでも、安全運転。
タイでは特に安全運転を心掛けよう
歩行者の方も、気をつけてくださいね。
タイだから